
夜更けに小顔マスクをつけながらこれを書いていまーす。若干歯の噛み合わせが悪いんだけど、つけてる間は少し矯正される気がする。顔が小さくなってるかはワカンネ。ちなみに色がラベンダーなんだけど、いい感じにパンツっぽいんだよね。変態仮面感ハンパない。
で、なんだっけ?そうそう、表現力の話。私が最近感じてることを書きまあす。
なんかさあ、技術だけあるタイプっているじゃん?めちゃくちゃ技術力があって単純にマジすごいし、難しそうなことたくさんやってのけてたりすると、「すげええ!」って思うんだけど、それ以上の感情が沸かないタイプ。すごかったけど、もういいや…って感じになる時って、割とあると思うの。私も今までそういうの結構あった気がする。「芸自慢かよ…」ってウヘァってなるの。
その反対で、そんなに難しいことやってるわけじゃないんだけど、めちゃくちゃ心に刺さって、目に涙が滲むほど感動するものもある。多分単純に技術の面で見たら上のタイプの人の方がすぐれている。でも人に感動を与えてくれるのはこういうタイプ。
この違いってなんだろう?って思ったとき、やはり両者を分かつものは「表現力」だと思うのです。どんだけすごいことやってのけたって、その人の表現したいものが見えないとつまらない。感情が見えないとつまらない。「お客さんを魅せよう」っていう気概がないとつまらない。
表現しないアートはつまらない。
特に優しいだけの男にはイライラする傾向がある。私は…。笑
だけど!だけどさ!!表現力だけあっても意味がないんだよね!!
私が実はそのタイプと言われることが多い。ウクレレとは別の話だけど、なんか表現というか、力強さや個性はゴリゴリに出ていて、オリジナリティがあるねとは言われる。だけど上手いとは決して言われない。どいつを舞台にあげようかなと考えたとき、私は候補に挙がらない。
なぜか?
おそらく…基礎力がないからだ!!
基礎がなってないのに感情パワー炸裂させて表現させたところで、ライブでガンガン頭振ってる人たちと何も変わらないのである。ただ気持ちが暴発してるだけ。見てて不安というか、「こいつ大丈夫か…」ってなる。
安定感にオリジナリティをトッピングしたものに、人は感動するんだと思う。
いや、ぶっちゃけ基礎をちゃんとするってすげー難しいんっすよ。難しいから、いじけて、「私には表現したいことがある!それだけでいい!」と逃避しがちなんだけど、基礎的なものができてないとその表現も他人には届かないんだよねー。家で暴れてろって感じなの。
人に感動を与えるには、地味な練習が不可欠。そんなふうに思いました。自分の味を加えるのはその後かな。
人としての魅力もそう。「モテるためには!」みたいな本読んで、小手先のテクニックを真似たからといってモテるようにはならない。キモい奴が小手先テクニックを駆使してもただの勘違いしたキモい野郎なのである。
超絶テクニックを手に入れなくてもいい。ただ、基礎だけはちゃんと磨いたほうがいい。
そうすれば、誰かしらを感動させたり、喜ばせたりすることができるはず。拗ねる前にまず基礎力を磨こう。